2016年1月6日水曜日

ムラノスケ、その後。

前の記事でも書きましたが、脱走から干物寸前で捕獲されたムラノスケのその後です。
結論から言いますと、1月1日の朝に亡くなりました。残念です。

亡くなるまでの記録的な記事になります。
病気もちの個体画像などを見たくない方はここで閉じてくださいね。
次の記事からは元気な仔イモリの記事になりますので、ね。
(我が家の成体イモリはゼロになりました)


前記事からの続きです。
12月28日。
前日までなんとなく白っぽくなっていた尾の先がハッキリと真っ白になってしまいました。


左目の白濁も変わらず。
脱走前は体色が繁殖色で紫に光っていたのですが(ムラノスケの名前の由来)、退色したようです(メスもいなくなってしまったし、こんな状態になっているので当然か)。


 そしてよく見ると後足の指が全て欠損してしまっています。

尾や指の欠損は水カビかなー、ってことで尾の白い部分を少しこすって剥がれるところは剥がし、水槽の水もリセット。水温18度固定のヒーターで加温を開始しました。




12月29日。
左目が真っ白に。

 首まわりがフサフサ!
脱皮がはじまりました。元気な頃から水槽をリセット掃除すると脱皮していたムラノスケ。今回は元気もないですが、脱皮開始。


わちゃわちゃともがいて脱皮を進めようとしていましたが、なかなか脱げない様子。
前日に続いて取り出して脱皮皮と、再発している尾のフサフサ部分を剥ぎました。


 尾の先端も欠損しています。骨?的なのが見えてます。




12月30日。
再び脱皮しているようです。取りきれなかった脱皮皮かな?と思いましたが、どうやら2日連続で脱皮している模様。そんなことってあるの??

尾の白いフサフサ(水カビ?)は剥いでも剥いでも復活してしまいます。
加温の成果かまあまあ動くようになっていて、こんなお茶目なポーズも。
おどけたようなポージング。かわいすぎか…。

 脱走してから一度もエサを食べていません。何とかして食べてもらいたいと毎日悪戦苦闘していますが、口を開けてくれることはありませんでした。



12月31日。
午前中は動いていましたが、昼過ぎから動かなくなりました。
耳?の後ろの方にも水カビらしき白いモノが発生しはじめました…。


大晦日。夜中まで人間は起きていて、水槽を覗くと目を動かすことはしていました。
身体はすでに動かなかったのでしょう。昼間と全く同じ場所、同じポーズのままでした。
翌朝、亡くなっているのを発見しました。すでに水カビが全身に回っていて、身体も硬直していました。

脱走を防げていればこんな思いをさせずに済んだのに…と、これまで脱走後発見できていない個体含めみんなに謝り倒したいくらいです。

ムラノスケの残した仔イモリ達は元気です。彼らは脱走させないからね、とムラノスケに誓いつつ我が家の庭に埋めました。

4 件のコメント:

  1. 遅ればせながら,あけましておめでとうございます。
    残念でしたね。
    白カビ発生防止には,ろ過がかなり強力に作用している水槽でないとダメに思っています。
    ウチにいま,重症のダニュがいます。イケメンです。色男は寿命が短い?
    治療のため,陸にあげて抗生剤を塗布しました。

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    1. シゲルさん、返信遅くなってごめんなさい。
      白カビはろ過が大事なんですね。もともとろ過は貧弱だったのでかわいそうなことをしてしまいました。
      ムラノスケはかなりハッキリ婚姻色も出るしまさに色男でしたねー。
      あ、今年もよろしくお願いします!

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  2. かめきちさん、こんばんは。ムラノスケ残念でした。脱皮を二回繰り返したりたりして、最後まで頑張りましたね。仔イモリたちがムラノスケの力強い精神を受け継いでいるはずです。貴重な経験を記録にしてくださり、ありがとうございました。仔イモリの記事も楽しみにしています。

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    1. te rajiさん、返信遅くなりました。
      彼なりに生きようとがんばった証をどっかに残しておきたくて、お見苦しい画像大量に載せてしまいました。
      仔イモリたちの記事がなかなか手付かずですが、そろそろ身体測定もやらないと。がんばりますー。

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